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佐々木理事長ご挨拶
平成24年11月28日(水)ANAインターコンチネンタルホテル東京にて2012年度NEC C&C財団の表彰式典を執り行いました。 晩秋の午後、100名を越える方々にご出席頂きました。
佐々木理事長による開会の挨拶では、C&C賞は今年が28回目で、92名にのぼる受賞者を輩出したことなどの活動が報告されました。加えて、一昨年末に公益財団法人へ移行したことにより、「民間による非営利の活動を活発にし、民による公益を増進する」という新公益法人制度の趣旨も念頭に、財団の目的を果たすべく活動を続けたいとの決意が述べられました
式次第に従い、次に末松安晴審査委員長による選考経緯と受賞2グループの発表がありました。グループAの受賞者として、「地上デジタル放送伝送方式ISDB-Tの研究開発に関わる主導的貢献」 に対し早稲田大学 客員教授の山田 宰博士、NHK放送技術研究所の黒田 徹博士、高田 政幸氏、また、グループBとして、「情報記録の高密度化・高信頼化方式、ならびにコンピュータおよび通信ネットワーク・システムの性能評価のための解析的手法の発明、実用化に関する先駆的・指導的貢献」に対し、米国プリンストン大学シャーマン・フェアチャイルド名誉教授の小林 久志教授らの業績が紹介されました。受賞者の方々には、佐々木理事長より、表彰状、C&C賞牌と賞金とが贈られました。
続いてご来賓の経済産業省商務情報政策局長の永塚 誠一様からは、受賞者へのお祝いと受賞対象の意義の大きさ、さらには、IT技術が経済や暮らしの基盤であり、将来を見据えた人材の育成、新たな事業や産業の創出等、中長期的な手を打つことの重要性が述べられました。電子情報通信学会長の吉田 進様からは、受賞対象の両技術が、いずれも日本人のグローバルな活躍を示すものであり、後進の研究者や技術者に大きな希望と夢を与えるものであるとのご祝辞を頂き、贈呈式は滞りなく終了しました。
受賞記念講演では、グループAの山田 宰博士、黒田 徹博士、高田 政幸氏からは、デジタル放送にかけた40年の開発経緯、国内展開、標準化、海外普及の活動経緯等が紹介されました。 また、グループBの小林 久志教授からは、磁気記録等の読み出しに使われるPRML方式の原理や開発経緯が紹介されました。いずれの講演も、広く、長く使われる技術の創造と普及に関わる努力の大変さを教えてくれるものでした。 地上デジタル放送技術に関しては、逆境の中でも研究を続行し、良い技術を開発することで周囲の理解と協力を得ながら成功へと導かれて行く展開が印象的でした。 また、磁気記録の読み出し技術に関しては、技術の数学的ベースを深める中から、解決策となる技術を見いだした訳ですが、実際に装置化が成される20年も前に、シミュレーションで予測していたという洞察力の深さに感激しました。
受賞講演の後、受賞者を囲んでのカクテルパーティの場が設けられました。受賞者と参加者との歓談は30分と短い時間ではありましたが、和やかな雰囲気の中で会話も弾みました。
ご来賓の方々との晩餐会では、佐々木理事長会長の挨拶に続き、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)理事長の宮原 秀夫様より乾杯のご挨拶を、受賞者のお客様として元NHK会長の海老沢 勝二様よりご祝辞を頂きました。 晩餐会では、最後に、受賞者のお客様を代表して、NHK放送技術研究所所長の藤沢 秀一様、 前電通大学長の益田 隆司様よりお祝いの言葉を頂きました。続いて受賞者の感謝のスピーチがあり、晩餐会は拍手のうちに閉会となりました。
佐々木理事長ご挨拶
平成24年11月28日(水)ANAインターコンチネンタルホテル東京にて2012年度NEC C&C財団の表彰式典を執り行いました。 晩秋の午後、100名を越える方々にご出席頂きました。
佐々木理事長による開会の挨拶では、C&C賞は今年が28回目で、92名にのぼる受賞者を輩出したことなどの活動が報告されました。加えて、一昨年末に公益財団法人へ移行したことにより、「民間による非営利の活動を活発にし、民による公益を増進する」という新公益法人制度の趣旨も念頭に、財団の目的を果たすべく活動を続けたいとの決意が述べられました
式次第に従い、次に末松安晴審査委員長による選考経緯と受賞2グループの発表がありました。グループAの受賞者として、「地上デジタル放送伝送方式ISDB-Tの研究開発に関わる主導的貢献」 に対し早稲田大学 客員教授の山田 宰博士、NHK放送技術研究所の黒田 徹博士、高田 政幸氏、また、グループBとして、「情報記録の高密度化・高信頼化方式、ならびにコンピュータおよび通信ネットワーク・システムの性能評価のための解析的手法の発明、実用化に関する先駆的・指導的貢献」に対し、米国プリンストン大学シャーマン・フェアチャイルド名誉教授の小林 久志教授らの業績が紹介されました。受賞者の方々には、佐々木理事長より、表彰状、C&C賞牌と賞金とが贈られました。
続いてご来賓の経済産業省商務情報政策局長の永塚 誠一様からは、受賞者へのお祝いと受賞対象の意義の大きさ、さらには、IT技術が経済や暮らしの基盤であり、将来を見据えた人材の育成、新たな事業や産業の創出等、中長期的な手を打つことの重要性が述べられました。電子情報通信学会長の吉田 進様からは、受賞対象の両技術が、いずれも日本人のグローバルな活躍を示すものであり、後進の研究者や技術者に大きな希望と夢を与えるものであるとのご祝辞を頂き、贈呈式は滞りなく終了しました。
山田 宰博士
黒田 徹博士
高田 政幸氏
小林 久志教授
受賞記念講演では、グループAの山田 宰博士、黒田 徹博士、高田 政幸氏からは、デジタル放送にかけた40年の開発経緯、国内展開、標準化、海外普及の活動経緯等が紹介されました。 また、グループBの小林 久志教授からは、磁気記録等の読み出しに使われるPRML方式の原理や開発経緯が紹介されました。いずれの講演も、広く、長く使われる技術の創造と普及に関わる努力の大変さを教えてくれるものでした。 地上デジタル放送技術に関しては、逆境の中でも研究を続行し、良い技術を開発することで周囲の理解と協力を得ながら成功へと導かれて行く展開が印象的でした。 また、磁気記録の読み出し技術に関しては、技術の数学的ベースを深める中から、解決策となる技術を見いだした訳ですが、実際に装置化が成される20年も前に、シミュレーションで予測していたという洞察力の深さに感激しました。
受賞講演の後、受賞者を囲んでのカクテルパーティの場が設けられました。受賞者と参加者との歓談は30分と短い時間ではありましたが、和やかな雰囲気の中で会話も弾みました。
ご来賓の方々との晩餐会では、佐々木理事長会長の挨拶に続き、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)理事長の宮原 秀夫様より乾杯のご挨拶を、受賞者のお客様として元NHK会長の海老沢 勝二様よりご祝辞を頂きました。 晩餐会では、最後に、受賞者のお客様を代表して、NHK放送技術研究所所長の藤沢 秀一様、 前電通大学長の益田 隆司様よりお祝いの言葉を頂きました。続いて受賞者の感謝のスピーチがあり、晩餐会は拍手のうちに閉会となりました。
式典会場の様子
選考経緯を説明する
末松審査委員長
ご来賓祝辞を頂いた
経産省商務情報政策局長
永塚 誠一様
ご来賓祝辞を頂いた
電子情報通信学会
吉田進会長
C&C賞受賞講演をされた
山田 宰博士
C&C賞受賞講演をされた
黒田 徹博士
C&C賞受賞講演をされた
高田 政幸氏
C&C賞受賞講演をされた
小林 久志教授
カクテルの場にて
カクテルの場にて
カクテルの場にて
カクテルの場にて
晩餐会会場の様子
情報通信研究機構(NICT)
理事長
宮原 秀夫様による
ご祝辞と乾杯
ゲストスピーチ
NHK元会長
海老沢 勝二様
ゲストスピーチ
NHK 放送技術研究所所長
藤沢 秀一様
ゲストスピーチ
電気通信大学前学長
益田 隆司様
受賞者の皆様、
出席された奥様とご一緒に