English | アクセス | お問い合わせ
佐々木理事長ご挨拶
平成25年11月27日(水)ANAインターコンチネンタルホテル東京にて2013年度C&C賞表彰式典を執り行いました。 晩秋の午後、約130名の方々にご出席頂きました。
佐々木理事長による開会の挨拶では、C&C賞は今年が29回目で、過去92名にのぼる受賞者を輩出したことなどの活動が報告されました。加えて、平成22年末に公益財団法人へ移行したことにより、「民間による非営利の活動を活発にし、民による公益を増進する」という新公益法人制度の趣旨も念頭に、財団運営の厳しい中にあっても、設立当初からの目的を果たすべく活動を続けたいとの決意が述べられました。
式次第に従い、次に青山友紀審査委員長による選考経緯と受賞2グループの発表がありました。グループAの受賞者として、「コヒーレント光ファイバ通信システムの高度化に関わる先駆的・先導的貢献」 に対し東京大学教授の菊池和朗博士、東北大学教授の中沢正隆博士、また、グループBとして、「統計的学習理論の構築ならびに高性能かつ実用的な学習アルゴリズムの発明に関わる貢献」に対し、コロンビア大学教授でNEC北米研究所フェローのウラジミール・バプニック教授、らの業績が紹介されました。受賞者の方々には、佐々木理事長より、表彰状、C&C賞牌と賞金とが贈られました。
続いてご来賓の経済産業省商務情報政策局長の富田健介様からは、受賞者へのお祝いと受賞対象の意義の大きさ、特に両技術がビッグデータの分析や活用の基礎技術となっており、その利活用を社会経済の発展に結びつけることの重要性が述べられました。電子情報通信学会長の井上友二様からは、光通信に於ける多値変復調の意義の大きさ、ならびに機械学習とクラウド形ビッグデータ処理の組み合わせの意義の大きさが述べられる等、受賞者の功績を讃えるご祝辞を頂き、贈呈式は滞りなく終了しました。
受賞記念講演では、グループAの菊池和朗博士、中沢正隆博士からは、デジタルコヒーレント光ファイバ通信方式に関する開発の経緯や意義、一層の超大容量化に向けた技術の方向性等が紹介されました。 また、グループBのウラジミール・バプニック教授からは、機械認識技術に関しSVM(Support Vector Machine)技術を中心に、技術の現状と今後の方向性を講演いただきました。 いずれの講演でも、現在実際に使われている技術に関し、その高度さと多様な方向性を示すものであり、専門性の高さが垣間見られる講演となりました。
受賞講演の後、受賞者を囲んでのカクテルパーティの場が設けられました。受賞者と参加者との歓談は40分程度ではありましたが、参加者も例年に比べて多く、和やかな雰囲気の中で会話も弾みました。
ご来賓の方々との晩餐会では、佐々木理事長の挨拶に続き、情報処理学会長の喜連川優教授より乾杯のご挨拶を頂きました。 晩餐会では、最後に、受賞者のお客様を代表して、東北工業大学理事長・名誉学長の岩崎俊一様、東京大学名誉教授の多田邦雄様、独立行政法人理化学研究所の甘利俊一様よりお祝いの言葉を頂きました。続いて受賞者の感謝のスピーチがあり、晩餐会は拍手のうちに閉会となりました。 → (江村克己 NEC執行役員・中央研究所長の式典参加報告)
佐々木理事長ご挨拶
平成25年11月27日(水)ANAインターコンチネンタルホテル東京にて2013年度C&C賞表彰式典を執り行いました。 晩秋の午後、約130名の方々にご出席頂きました。
佐々木理事長による開会の挨拶では、C&C賞は今年が29回目で、過去92名にのぼる受賞者を輩出したことなどの活動が報告されました。加えて、平成22年末に公益財団法人へ移行したことにより、「民間による非営利の活動を活発にし、民による公益を増進する」という新公益法人制度の趣旨も念頭に、財団運営の厳しい中にあっても、設立当初からの目的を果たすべく活動を続けたいとの決意が述べられました。
式次第に従い、次に青山友紀審査委員長による選考経緯と受賞2グループの発表がありました。グループAの受賞者として、「コヒーレント光ファイバ通信システムの高度化に関わる先駆的・先導的貢献」 に対し東京大学教授の菊池和朗博士、東北大学教授の中沢正隆博士、また、グループBとして、「統計的学習理論の構築ならびに高性能かつ実用的な学習アルゴリズムの発明に関わる貢献」に対し、コロンビア大学教授でNEC北米研究所フェローのウラジミール・バプニック教授、らの業績が紹介されました。受賞者の方々には、佐々木理事長より、表彰状、C&C賞牌と賞金とが贈られました。
続いてご来賓の経済産業省商務情報政策局長の富田健介様からは、受賞者へのお祝いと受賞対象の意義の大きさ、特に両技術がビッグデータの分析や活用の基礎技術となっており、その利活用を社会経済の発展に結びつけることの重要性が述べられました。電子情報通信学会長の井上友二様からは、光通信に於ける多値変復調の意義の大きさ、ならびに機械学習とクラウド形ビッグデータ処理の組み合わせの意義の大きさが述べられる等、受賞者の功績を讃えるご祝辞を頂き、贈呈式は滞りなく終了しました。
バプニック教授
受賞記念講演では、グループAの菊池和朗博士、中沢正隆博士からは、デジタルコヒーレント光ファイバ通信方式に関する開発の経緯や意義、一層の超大容量化に向けた技術の方向性等が紹介されました。 また、グループBのウラジミール・バプニック教授からは、機械認識技術に関しSVM(Support Vector Machine)技術を中心に、技術の現状と今後の方向性を講演いただきました。 いずれの講演でも、現在実際に使われている技術に関し、その高度さと多様な方向性を示すものであり、専門性の高さが垣間見られる講演となりました。
受賞講演の後、受賞者を囲んでのカクテルパーティの場が設けられました。受賞者と参加者との歓談は40分程度ではありましたが、参加者も例年に比べて多く、和やかな雰囲気の中で会話も弾みました。
ご来賓の方々との晩餐会では、佐々木理事長の挨拶に続き、情報処理学会長の喜連川優教授より乾杯のご挨拶を頂きました。 晩餐会では、最後に、受賞者のお客様を代表して、東北工業大学理事長・名誉学長の岩崎俊一様、東京大学名誉教授の多田邦雄様、独立行政法人理化学研究所の甘利俊一様よりお祝いの言葉を頂きました。続いて受賞者の感謝のスピーチがあり、晩餐会は拍手のうちに閉会となりました。
→ (江村克己 NEC執行役員・中央研究所長の式典参加報告)
青山審査委員長
経産省商務情報政策局長
富田 健介様
電子情報通信学会
井上 友二会長
菊池 和朗博士
中沢 正隆博士
バプニック教授
東北工業大大学理事長
岩崎 俊一様
東京大学名誉教授
多田 邦雄様
理化学研究所理事
甘利 俊一様