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公益財団法人 NEC C&C財団

理事長ご挨拶

 

理事長写真
公益財団法人NEC C&C財団
理事長 新野 隆

 当財団は、1985年に設立され、2010年に内閣府の公益認定を受けて、名称を公益財団法人NEC C&C財団としました。  

 当財団の目的は、「C&C技術分野、即ち情報処理技術、通信技術、電子デバイス技術及びこれらの技術が融合する技術分野の開拓又は研究に対する奨励及び助成を行うことにより、ICT産業の発展を図り、もって経済社会の発展及び社会生活の向上に寄与すること」です。C&Cとは、1977年、米国アトランタで開催された「インテルコム77」で、NECの小林宏治会長(当時)が基調講演の中で提唱した「コンピュータ技術とコミュニケーション技術の融合(Computers and Communications)」を意味する概念です。  

 当財団では、C&C技術の発展を願い、C&C分野の功労者を顕彰するC&C賞に代表される顕彰事業と、C&C分野に関する論文を国際会議で発表する研究者に対する渡航費用等の会議参加費用の補助や、国内の大学においてC&C分野の研究を行う研究者への経済的支援といった助成事業を行っています。  

 2020年から世界的な流行となった新型コロナウイルス感染症によって、人々の往来や接触が制限されるなど、社会は大きな影響を受けました。そのような中でも、人々はインターネットと各種オンラインサービス、即ちC&C技術を利用して社会活動を維持しました。C&C技術は発展を続け、スマート社会の実現に不可欠なデータサイエンス、AI、認識、ロボティクス、仮想現実などの先端デジタル技術の研究と社会実装が進展しています。  

 当財団は、これからもC&C技術による社会の発展に貢献してまいりますので、引き続き当財団の活動に皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。